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家づくりで大切なことは?

みなさん、こんばんは。
建築設計事務所RENGEの工藤です。

 

クリスマスも終わり、今年もあとわずか。

もういくつ寝るとお正月ですね。

 

いつも設計や設計監理の仕事と並行して
専門学校や資格学校の講師の仕事もしていますが、

現在、学校は冬休み中のため少しのんびりと
設計などの仕事をしたり、事務所内を少しずつ

片づけたりしています。

 

いつも後回しにしがちな年賀状も

無事終わり、ホッと一息という感じです。

 

 

さて、

 

タイトルにも書きました「家づくりで大切なこと」とは?

 

巷にあふれる家づくりの情報で見かけたり

営業トークとしてよく耳にするのは、

建築部材の優劣がそのまま家の価値を決めるような話し。

 

例えば

この断熱材がすごい=我が社の建物の断熱が優れてる

高性能な熱交換型換気扇を導入している=我が社の建物の断熱が優れている

床暖を標準仕様に入れてます=我が社の建物が優れてる

 

とか

 

お施主様からの質問で多いのがこんな内容ですね。

 

 

どうしても、建物(温熱環境)に対する知識が浅いと
わかりやすいものでお客様にアピールをすることになる。
それが、建築で使われる部材なんですね。

 

部材の性能が良ければ、そのカタログ情報をアピールしやすいし

数値データを伴えば、確かにその部材をつけた方が良いのでは?

という気がしてしまう。

 

部分にとらわれてしまうと正しい判断がしづらくなってしまいます。

 

大切なのは、全体を見ること。

 

家づくりでは、自分たち家族がどんな家が建てたくて

そのためにはどんな優先順位になるのを知ることが大切なんですよね。

 

あたたかい家を建てるとしたときに、しっかり断熱するのは大切だとして

それは、建物全体の性能が向上することが目標になります。

その目標のためには、必ずしも高性能な部材を使うことだけがベストでは

ないんです。いろいろな選択肢の中からベストを見つける必要があります。

 

熱交換型換気扇を設けた方が良いか?という質問も多いのですが、

これは、建物の性能がしっかり向上してからのさらなる性能UPの

ための手段と言えます。大切なことではあるのですが、優先順位と

しては後の方になりますから、これを売りにするようなトークには

ご注意を。

 

最近は減ってきたかもしれませんが、床暖をおススメされたらこちらも
ご注意を。

建物は、断熱性能を高めれば高めるほど、少ないエネルギーで
一定の温度(生活しやすい温度)を保つことが可能になります。

 

不足した分を冷暖房によって採暖したりするわけですが、

床暖というのは、足元が冷たくて足腰が冷えるの防ぐための採暖なのですが、

この足元が冷たい家というのは、断熱性能が低い家とうことになります。

 

とくに床付近の断熱性が低いと、足腰の体温を奪われ、体が冷えてしまいます。

それとは逆に、しっかり断熱性を高めれば足腰の体温を奪われにくくなり

体が冷えにくくなります。

 

つまり、床暖は無くても良い環境になるわけです。

 

 

断熱をするというのは、室温が上がるというよりは、
まわりの囲まれた壁や床などの温度が上がるという
イメージかもしれません。

 

 

というわけで、

家づくりをはじめる前に
何が大切なのか?

みなさんにとっての優先順位は何か?

一緒に考えてみましょう。

 

 

建築設計事務所RENGE

http://www.casa-lotus.net